天啓使のブログ

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(オリジナルキャラデザあり解説)宇摩志阿斯訶備比古遅神

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宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)とは、天地開闢の際に四番目に生まれた神の一柱で、ここから造化三神には属していない。独神にも関わらず、名前には男性の意が混じっている。だが、葦を由来した名前の事から、男のように勢い良く伸びる植物を意味して名付けられた可能性もある。葦芽のように勢いよく芽生え伸びてゆくものを神の依り代として形成し、神格化された神。天之御中主神天之常立神同様、名前のみで後に姿を隠している。

 上記の通り、名前の由来は「立派な葦の芽の成人男性」という意味を持つ。

宇摩志」は心に良いという感動を受けて誉める意味

阿斯訶備」は春先に萌出る葦の芽の意

比古遅」は成人男性の親しい相手に使う代名詞

 

 葦を神格化した理由の大きなものとしては、葦には邪気を払うと信じられてきたためで、植物の生える地面なら必ず生えるであろうという信仰の元である。